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4.3.その他正教会 唯一神教(正教)を説き、超国家的な権力を有する排他的宗教集団。その信徒を正教徒と称する。ワインを神の血と呼び、商業を疎んじ、教皇が存在し、聖典に「蛇は人を堕落させるもの」と書かれているなど、教えや慣習はキリスト教と酷似しており、カトリックがモデルとなっている(注1)。絶対王政を確立しつつある各国家権力の伸張により圧迫を受け、教会税の徴収が悪化するなど権威に陰りが見えており、異教徒や悪魔憑きの取締りを強化するなど、威信回復につとめている。国際商会に勝るとも劣らない情報網を維持するなど、未だ侮れない勢力を持つ。北の大遠征 毎年真冬の時期に、リュビンハイゲンから北の異教徒の地へ行われる遠征。聖人リュビンハイゲンの誕生日に合わせて行われる記念行事的なものだが、大司教や南の大帝国の皇族、傭兵や各国の王宮騎士団も参加する大遠征であるため、遠征前になるとリュビンハイゲンでは軍需品等の関連商品が飛ぶように売れる。しかし、作中の時点では、遠征路上にあるプロアニア王国(上述)で政治的混乱が起き、リュビンハイゲンと王国の関係が悪化。このため、国内に住む異教徒に奇襲をかけられる恐れがあり、参加する要人たちの安全を確保できないため、やむなく中止された。その結果、武具等の値段は大暴落することとなり、遠征に参加する兵士達の消費を狙った、沿路にある地域にも様々な影響を与えた。モデルはドイツ騎士団が行った異教徒討伐(注2)。月を狩る熊 ホロの故郷を滅ぼした巨大な白い熊。正式な名前はイラワ・ウィル・ムヘッドヘンドと発音するらしい。ある書物には、凶暴な性格で逆らう者には容赦せず、各地を回って神と呼ばれているものと戦い殺していった、と記されていた。イッカク 生肉を食べれば長寿が得られ、角を粉にして飲めば万病が癒えると言われる伝説の海獣。作中ではケルーベの漁師が捕まえた。とてつもない価値を持ち、町の両岸の商人達による商戦が展開された。ルウィック同盟 大陸北部を勢力下に置く、世界最強と謳われる経済同盟。18の地域と23の職業組合が手を結び、30の貴族を後ろ盾にした10の大商会が統べており、大型の軍船を何隻も所有している。緑地に月と盾の紋章旗を掲げている。1.『狼と香辛料ノ全テ』より2.『狼と香辛料ノ全テ』より
概要|
メディア展開|
評価|
ストーリー|
登場人物|
主要人物|
各巻登場人物|
設定・用語|
貨幣|
地理|
その他|
既刊一覧|
原作|
関連書籍|
文庫未収録作品|
漫画|
インターネットラジオ|
小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオ|
小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオII|
テレビアニメ|
狼と香辛料|
狼と香辛料II|
ゲーム|
脚注|
関連項目|
外部リンク|
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